ひよりレディースクリニック福岡博多は、避妊インプラント「ネクスプラノン」の挿入・抜去ができる婦人科です。
本記事では、避妊インプラントの基本情報と費用、具体的な効果、メリット・デメリット、避妊インプラントとピルの比較について詳しく解説します。
目次
避妊インプラントとは

避妊インプラントとは、皮下に挿入する細長い小さな棒状の避妊具です。
黄体ホルモン(プロゲステロン)を一定量放出することで避妊効果を発揮します。長期間にわたって高い避妊効果を持つことが特徴で、1回の挿入で最長3年間避妊が可能です。
参考:MSD-皮下インプラントによる避妊法
避妊インプラントの挿入は短時間で完了し、生理のタイミングに関係なく施術可能です。
授乳中の方も使用できるほか、ピルの飲み忘れが心配な方にとって便利な選択肢です。
避妊インプラントは、日本ではまだあまり知られていませんが、韓国やアメリカなどの海外では、多くの女性に利用されている信頼性の高い避妊方法です。
手軽さと高い避妊効果から、主要な避妊方法の一つとして広く認知されています。
避妊インプラントの効果

避妊インプラントは、1回の挿入で最長3年間、妊娠を防ぐ高い避妊効果を持ちます。
黄体ホルモンが排卵を抑え、子宮内膜を薄くし、子宮頸管粘液を厚くすることで精子の侵入を防ぎます。適切に使用した場合の妊娠率は0.05%と、避妊手術に匹敵するほどの避妊効果が期待できます。
参考:MSD-皮下インプラントによる避妊法
さらに、生理痛や経血量の多さに悩む方にもおすすめです。
避妊インプラントに含まれる黄体ホルモンが子宮内膜を抑制することで、生理に伴う不快感や痛み、PMSが軽減されることがあります。
避妊インプラントの費用
ひよりレディースクリニック福岡博多で行う避妊インプラントの挿入および抜去にかかる費用は以下の通りです。なお、避妊インプラントは自費診療となります。
避妊インプラント挿入 | 89,000円 |
---|---|
避妊インプラント抜去 (自院) | 15,000円 |
避妊インプラント抜去 (他院) | 45,000円 |
|

避妊インプラントは、保険適用ですか?費用も高そうで少し不安です…。

避妊インプラントは、残念ながら日本では保険適用外なので自費診療になります。
ひよりレディースクリニック福岡博多では、税込89,000円で挿入可能です。一見高く感じられるかもしれませんが、約3年間効果が続くため、1日あたり約80円のコストで高い避妊効果を得られる計算です。クレジットカードの分割払いもご利用いただけますので、ご検討いただけると幸いです。
避妊インプラントのメリット5つ
避妊インプラントのメリットは、以下の通りです。
1.高い避妊効果
避妊インプラントは、適切に使用した場合の妊娠率が0.05%と非常に低く、避妊手術に匹敵する高い効果を持っています。
このため、確実な避妊を求める方にとって、非常に信頼性の高い選択肢です。
2.長期間の効果
避妊インプラントは、1回の挿入で最長3年間避妊効果が持続します。
毎日ピルを飲む手間や定期的に処置を受ける必要がなくなり、特に忙しい方やスケジュール管理が難しい方にとって便利な方法です。
長期間の安心感を得られるため、手軽さと効果の両立を求める方におすすめできます。
3.授乳中でも使用可能
黄体ホルモンのみを含む避妊インプラントは、母乳の量や質に影響を与えないとされています。
そのため、授乳中の方でも安心して使用でき、産後の避妊方法としても適しています。特に産後すぐ避妊を始めたい方におすすめです。
4.生理症状の改善
避妊インプラントに含まれる黄体ホルモンの作用で、生理の量が減少したり、無月経(生理が来ない状態)になる方もいます。
そのため、生理による不快感や日常生活への影響を軽減したい方には、大きなメリットと言えるでしょう。
5.妊娠を希望する際も手軽
避妊インプラントを抜去後、通常1~2週間で排卵が再開します。
そのため、妊娠を希望する場合もスムーズに準備を進められます。個人差があるため、妊娠のタイミングが気になる方は医師に相談すると安心です。
避妊インプラントのデメリット4つ
避妊インプラントのデメリットは、以下の通りです。
1.保険適用外の自費診療
避妊インプラントは日本では保険適用外のため、全額自費診療となります。
そのため、初期費用が高額になる場合があります。費用は医療機関によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。
ひよりレディースクリニック福岡博多では、福岡最安価格の89,000円で避妊インプラントの挿入を行っていますので、ぜひご検討ください。
2.副作用の可能性
避妊インプラントの副作用として、不正出血、頭痛、体重増加、ニキビなどが挙げられます。
これらの症状はホルモンの影響によるもので、感じ方には個人差があります。多くの場合は一時的なもので徐々に軽減しますが、ご不安な場合はお気軽に医師へご相談ください。
3.性感染症の予防効果はない
避妊インプラントは、高い避妊効果を持つ便利な方法ですが、性感染症を防ぐ効果はありません。
安心して過ごすためにも、性感染症のリスクがある場合はコンドームを併用されることをおすすめします。
4.挿入できない場合がある
避妊インプラントは、既往歴や特定の健康状態によって適さない場合があります。
特に、ホルモン治療が難しい方には使用が制限されることがあります。事前に医師の診察を受けることで、安全に使用できるか確認できます。不安や疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
避妊インプラントは生理が止まる?

避妊インプラントを挿入すると、生理が完全に止まる(無月経)方もいれば、生理が軽くなる方、または不正出血が続く方など、効果には個人差があります。
避妊インプラントに含まれる黄体ホルモンの作用で、子宮内膜が厚くなりにくくなるため、生理の量が減少したり、周期が不規則になることがあります。
一部の方では、生理が完全に止まることもありますが、これはホルモンの影響によるもので、身体に異常があるわけではありません。もし生理の変化が気になる場合は、医師に相談すると安心です。
避妊インプラントはPMSが改善する?
避妊インプラントは、PMS(月経前症候群)の症状を軽減する可能性があります。
避妊インプラントに含まれる黄体ホルモンがホルモンバランスを一定に保ち、ホルモンの変動を抑えることで、月経前のイライラや頭痛、むくみなどの症状が和らぐことがあるためです。
ただし、効果には個人差があり、稀にホルモンの影響でPMSのような症状が出る場合もあります。重いPMSの症状が続く場合は、医師に相談して適切な治療法を検討しましょう。
避妊インプラントとピルを比較
避妊インプラント | 低用量ピル | |
---|---|---|
方法 | 上腕皮下に挿入する | 内服する |
配合成分 | エトノゲストレル (プロゲステロン) | エストロゲン・プロゲステロン |
一年後の妊娠率 | 0.05%(*1) | 0.3%(*2) |
保険適用 | 保険適用外の自費診療 | 月経困難症の場合は保険適用 |
|
避妊インプラントとピルのどちらが適しているかは、ライフスタイルや体質によります。
避妊インプラントは、1回の挿入で最長3年間の高い避妊効果が持続し、毎日の服用が不要なため、忙しい方や飲み忘れが心配な方に向いています。
一方、ピルは自分で服用のタイミングをコントロールできるため、短期間の避妊を希望する場合や生理周期の調整が必要な方に適しています。
どちらも高い避妊効果がありますが、副作用や体質の影響が異なるため、ご自身に合った方法を選ぶには医師と相談することが大切です。
ひよりレディースクリニック福岡博多までお気軽にご相談ください。
避妊インプラント挿入の流れ
Step1
ご予約
即時予約が可能なLINE・WEB、またはお電話で診察予約をお取りください。予約日までにWEB問診へご回答ください。
Step2
ご来院
受付にて、保険証またはマイナ保険証をご提示ください。
院内では受付番号にてお呼び出しをさせていただきますので、番号札をお渡しします。Step3
医師の診察
避妊インプラント挿入の前に診察を行います。不明点や疑問点があれば、お気軽にご相談ください。
Step4
局所麻酔
避妊インプラント挿入部位に、注射にて局所麻酔を行います。針の刺入時に一瞬の痛みを感じる場合がありますが、すぐに和らぎます。
Step5
避妊インプラントの挿入
麻酔が効いていることを確認後、専用器具を用いて避妊インプラントを挿入します。処置は短時間で完了し、痛みはほとんどありません。挿入後、内出血が生じる場合がありますが、数日で改善します。
Step6
お会計
挿入後は待合スペースでお待ちいただきます。お会計の準備が整いましたらお呼びしますので、受付でお支払いください。その後、ご帰宅となります。
避妊インプラント抜去の流れ
Step1
ご予約
即時予約が可能なLINE・WEB、またはお電話で診察予約をお取りください。予約日までにWEB問診へご回答ください。
Step2
ご来院
受付にて、保険証またはマイナ保険証をご提示ください。
院内では受付番号にてお呼び出しをさせていただきますので、番号札をお渡しします。Step3
医師の診察
避妊インプラントの挿入部位を確認し、抜去の手順をご説明します。
Step4
局所麻酔
避妊インプラント周囲の部位に局所麻酔を行います。麻酔時には一瞬の痛みを感じる場合がありますが、処置中の痛みはありません。
Step5
避妊インプラントの抜去
麻酔が効いていることを確認後、挿入部位を数ミリ切開してインプラントを取り出します。必要に応じて切開部を圧迫止血し、縫合を行うこともありますが、麻酔が効いているため、お痛みは感じません。
Step6
再挿入(希望者のみ)
避妊インプラントの抜去後、同じ部位または新しい部位に再挿入を行います。ひよりレディースクリニック福岡博多では再挿入時の抜去料金を無料としております。
Step7
お会計
避妊インプラント抜去または再挿入後、待合スペースでお待ちください。お会計の準備が整い次第、お声がけをさせていただきます。その後、ご帰宅していただく流れです。
避妊インプラントの注意点
- 挿入部分に強い衝撃や圧迫を加えないようにしましょう。
- 挿入した腕では、予防注射や血圧測定、美容施術(強い圧を伴うマッサージ、レーザー治療、脂肪吸引など)は避けてください。
- 医療処置を受ける場合は、必ず医療者へ避妊インプラントを挿入していることを伝えましょう。
- 挿入部分に強い衝撃が加わった場合は、インプラントの破損が疑われます。速やかに医療機関へご相談ください。
また、挿入後に不正出血や頭痛、乳房の張り、気分の変動などの副作用が出ることがあります。
これらの症状は一時的なことが多く、数カ月以内に身体がホルモンバランスの変化に慣れることで改善が期待されます。ご不安がある場合は、遠慮なく医師にご相談ください。
福岡の婦人科で避妊インプラントの挿入なら
ひよりレディースクリニック福岡博多では、18~40歳の女性を対象に避妊インプラントの挿入を行っています。海外に行くことなく、日本で安心して避妊インプラントの処置を受けられる数少ない婦人科です。
避妊インプラントは、ピル以外の選択肢として、女性主体で利用できる避妊方法の一つです。その利便性と信頼性から、海外では使用者が年々増えています。
ひよりレディースクリニック福岡博多では、お一人おひとりのお悩みやライフスタイルに寄り添い、最適な避妊法をご提案いたします。
避妊インプラントのほか、ピルやミレーナのご相談も承っています。生理症状の改善やライフプランに合った避妊法をお探しの方は、ぜひ当婦人科へお気軽にご相談ください。
避妊インプラントのよくあるご質問
避妊インプラントは日本で承認されていますか?
残念ながら、避妊インプラントは2025年5月現在、日本では未承認です。ただし、諸外国では主要な避妊方法として広く使用されており、安全性や有効性についても高く評価されています。日本未承認であることは、安全性が低いという意味ではありません。ひよりレディースクリニック福岡博多では、処置の症例数が豊富な医師が丁寧に対応しますので、どうぞ安心してご相談ください。
避妊インプラントは痛いですか?
いいえ、避妊インプラントの挿入時は局所麻酔を使用するため、処置中に大きな痛みを感じることはほとんどありません。麻酔注射の際にチクッとした一瞬の痛みを感じることがありますが、それも短時間で終わります。挿入後の生活においても、通常は痛みを感じることなく過ごしていただけます。もし痛みに不安を感じている場合は、事前にぜひご相談ください。最大限安心して処置を受けていただけるよう、丁寧に対応させていただきます。
避妊インプラントの避妊効果はいつからですか?
生理開始から5日以内に避妊インプラントを挿入した場合、挿入当日から避妊効果を得られます。一方、それ以外のタイミングで挿入した場合は、すぐに効果が発揮されないため、挿入後7日間はコンドームなど他の避妊法を併用することをおすすめします。医師が具体的な指示をお伝えしますので、安心してご相談ください。
避妊インプラントは二の腕以外に挿入できますか?
いいえ、避妊インプラントは二の腕の皮下に挿入することが推奨されています。二の腕の皮下は、安全性と避妊効果を確保するための適切な場所です。挿入後、二の腕に軽い内出血が見られる場合もありますが、数日から数週間で落ち着きます。また、目立たない位置に挿入するため、見た目が気になる方もご安心ください。
避妊インプラントを入れたいのですが、保険適用ですか?
いいえ、避妊インプラントは日本では自費診療となり、保険は適用されません。料金は医療機関によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。ひよりレディースクリニック福岡博多では、避妊インプラントを福岡最安価格89,000円でご提供しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
韓国で入れた避妊インプラントを抜去してもらえますか?
はい。ひよりレディースクリニック福岡博多では、韓国や他院で挿入された避妊インプラントの抜去を承っております。抜去費用は44,000円(税込)ですが、再挿入をご希望の場合は、抜去費用を頂戴しておりません。お気軽にお問い合わせください。